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2009-06-17 [現代思想・入門]

【構造主義からポスト構造主義へ】に関する主要人物の解説とキーワード

音声中心主義・現前・再現前
ディフェランス
グラマトロジー
アルシ=エクリチュール・代補・戯れ・痕跡
形而上学
「ノマッドの知―ドゥルーズとガタリのために」より、引用文(『他者の言葉』)
 以上、06-15 デリダ に追記

遊牧的/定住的
 世界史は国家(定住)の文明の興亡として記述され、遊牧民は粗野な存在として描かれる。
 遊牧/定住が対比され論じられるのは、定住農耕、国家というモデルから、
 思考を開放する必要があるのではないか?という文脈においてである。
 定住→パラノ→ツリー の現状と対比される 遊牧→スキゾ→リゾーム

多数多様体
 リゾームの近似的な特徴のひとつが、多数多様体であること。
 この多数多様性は、均質な量の大きさを意味しない。

 ベルグソンの数的多数性と質的多数性
  時間とは、それ自体、異質で分割不能な純粋持続である。
  物理的な分割によっては性質を変えられてしまう純粋持続に対応するのが、
  質的多数性である。
  均質で計量可能なものとしての空間の表象を適用された、均質な量的時間が
  数的多数性とよばれる。

 ドゥルーズは、ベルグソンの数的/質的多数性の区別に、中心化/非中心化、
 ツリー/リゾーム、切断/振動……といった二項関係をオーバーラップさせながら、
 異種混合的な空間にひしめきあい、それを満たすばかりでなく、分割されることによって、
 その性格を変えてしまうことに、その特徴を求めている。
 
 重要なのは、いったん、n個の流れへと分割され、それから加算される量的多数性ではなく、
 常にすでに、n個のまとまりとして存在し、分割されればその性格を変えてしまうような流れ
 としての質的な多数多様性である。
 この流れが、たえず変容しながら、まじり合い、かけ合わされ、増殖してゆく、
 その過程全体が、現実である。     (ゲーデル参照)

     




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