SSブログ

2009-05-24 [現代思想・入門]

【構造主義の出現】に関する中心人物の問題意識
ラカンの構造主義的精神分析
 J・ラカン (1901-1981)

無意識と言葉
 『エクリ』 1966   フロイトに帰れ
 「無意識は他者のディスクールである」
 「無意識とは、主体を構成するために働いているものの痕跡の上につけられた概念である」

鏡像段階と家族の三角形
 人間が言葉の主人なのではなく、言葉の次元のなかで人間がつくられる。

精神分析と言語学
 S(シニフィアン)/s(シニフィエ)   意味するものの意味されるものに対する優位
 換喩・隠喩
  意味するもの(象徴)の連鎖が、短縮されたり省略されたり、
  あるいは他の意味するものによって置き換えられる、というようなできごと

 無意識とは構造化された言語の場なのであり、
 そこで話されているのは、閉ざされた個人の言葉ではなく、「他者の言説」なのである。


【構造主義の出現】に関する主要人物の解説とキーワード

鏡像段階
 幼児は母親や自分の鏡像のなかに理想的な身体的統一性を見いだそうとする

エディプスの三角形
 父、母、子の三角形。 幼児の想像界から象徴界への決定的な移行期


 感想: ・・・なんというか・・・
     「鏡像段階」も、「エディプスの三角形」も、よそごとにしか読めない。 なのに、
     わたしが昔、小さかったとき、こうだったんだぞ。 と、言われてるみたいな。
     記憶がないから否定もできない。 でも、とにかく違う・・・というより、イヤ。
     というのが、正直な感想。
     
     今の知見ではどうなのか、少し調べてみた。
     よくはわからないが(いつもながら)、
     実験心理学的手法で得られた、違う考察が導かれる事例があるようだ。
     しかし、そのことによって、過去のものとなることはなく、
     ラカンの精神分析は、今日でも、大きな意義をもっているようだ。



エクリ 1

エクリ 1

  • 作者: ジャック・ラカン
  • 出版社/メーカー: 弘文堂
  • 発売日: 1972/05/25
  • メディア: ハードカバー



エクリ 2

エクリ 2

  • 作者: ジャック・ラカン
  • 出版社/メーカー: 弘文堂
  • 発売日: 1977/12/10
  • メディア: ハードカバー



エクリ(3)

エクリ(3)

  • 作者: ジャック・ラカン
  • 出版社/メーカー: 弘文堂
  • 発売日: 1981/05/20
  • メディア: ハードカバー






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

2009-05-232009-05-25 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。